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2016-09-01 平成28年第3回定例会(第2日) 名簿
2016-09-01 平成28年第3回定例会(第2日) 本文

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  1. 古賀市議会 2016-09-01
    2016-09-01 平成28年第3回定例会(第2日) 本文


    取得元: 古賀市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-09
    2016年09月01日:平成28年第3回定例会(第2日) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1                        午前9時30分開議                       〔出席議員19名〕             ────────────・────・──────────── ◯議長(結城 弘明君) 皆さん、おはようございます。これより本会議を再開いたします。             ────────────・────・────────────   日程第1.諸報告 2 ◯議長(結城 弘明君) 日程第1、諸報告をいたします。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  以上で諸報告を終わります。             ────────────・────・────────────   日程第2.報告第5号 平成27年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告について        報告第6号 債権の放棄について 3 ◯議長(結城 弘明君) これより議案審議に入ります。  日程第2、報告第5号平成27年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告について及び報告第6号債権の放棄についての2件を一括して議題といたします。  これより一括して質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  内場恭子議員。 4 ◯議員(14番 内場 恭子君) 報告第6号債権の放棄について御質問いたします。  まず、この水道に対しての債権放棄429件という件数が出ております。この債権放棄の状況の中で、個人、また事業者の数、そして、その額は一体幾らあるのか。  2点目といたしましては、債権放棄に至るまでの経緯とその対応はどのようなものなんでしょうか。この点について御質問いたします。
    5 ◯議長(結城 弘明君) 建設産業部長。 6 ◯建設産業部長(松尾 佳久君) 第1点目についてお答えします。個人につきましては、人数が144人、金額は202万3,920円でございます。事業者につきましては、5社で、金額は8万2,930円でございます。  第2点目についてお答えします。債権放棄に至るまでの取り組みとして、督促状や催告書により支払いを促し、さらには給水停止により水道料金を回収しております。しかしながら、転居先不明や時効期間満了、生活困窮などにより回収不能となったため債権放棄をするものです。  現在は給水停止を計画的に実施し、成果を上げてきているところでございます。 7 ◯議長(結城 弘明君) 内場議員。 8 ◯議員(14番 内場 恭子君) 債権放棄に至るまでの経緯につきましても、昨年の9月議会で報告をいただき、そのときは5,000件を超えるような大きな数だったということで、大変いろんな質疑をさせていただきました。そういう意味から、今回は非常に件数も減っておりまして、そこに対する努力というのは認めたいと思います。  しかし、滞納者への対応のルールなど、こういうことについても整備をぜひ進めてほしい、また、現在整備はしていらっしゃるということでしたが、その中で一番気になるのが、生活困窮者への対応だというところが気になります。特に、給水停止ということになれば、生活困窮者の方たち、命にもかかわるような問題になると考えております。  まず、この滞納者の皆さんが滞納にならないように、また給水停止というような非常な状況にならないように、滞納者の生活状況の把握や配慮、働きかけはできているのか、またこの生活困窮者の方がもし給水停止になった場合の状況について、こういう把握、フォローというものについても配慮があるのかという点をお尋ねしたいと思います。いかがでしょうか。 9 ◯議長(結城 弘明君) 水道課長。 10 ◯水道課長(石橋 智博君) 生活困窮者に対する回収についてですけども、原則としましては、生活困窮者ということで支払いを免れるものではないと考えております。  ただ、しかしながら、水道というのはですね、日常生活には不可欠なものですので、だからといって強制的な、お困りになるような回収の仕方というのは避けなければならないと考えております。ですので、非常にそこは適正かつ慎重な対応を考えたいと思っておりますし、窓口での相談対応ですとか、福祉課への御案内ですとか、また、給水停止の際には案内文書等を同封することにより御相談いただけるように努めております。 11 ◯議長(結城 弘明君) 以上で通告者の質疑は終わりました。  ほかに質疑ございますか。  岩井議員。 12 ◯議員(6番 岩井 秀一君) 報告第5号について質問させていただきます。  健全化判断比率の中で、連結実質赤字比率のところ、マイナス棒が引いてあります。いわゆる赤字がないという表現をしてあるんだけれども、連結実質収支というのは普通会計でなく、公営事業会計の全体の合計だと思います。  それで、黒字では確かにあるからマイナスをしてあるのだろうけども、どこかに赤字会計が隠れ込んでいる、黒字、赤字、黒字、赤字足して相対的に黒字になると。どっかに赤字があっても、これは黒字になる可能性はありますので、そういう赤字会計があるのかどうかだけお聞かせ願いたいと思います。 13 ◯議長(結城 弘明君) 財政課長。 14 ◯財政課長(星野 孝一君) 連結赤字につきましては、古賀市の会計、全ての会計の合計になりますので、赤字、国保会計ですとかというのがあれば、実際は赤字になっておりますが、トータルとして黒字になっているので、数字としては上がってきてございません。 15 ◯議長(結城 弘明君) ほかに質疑ございますか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 16 ◯議長(結城 弘明君) 以上で質疑を終結いたします。             ────────────・────・────────────   日程第3.第54号議案 専決処分について(古賀市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部を改正する              条例の制定について)        第55号議案 専決処分について(学校施設の管理業務遂行上の過失に対する損害賠償について) 17 ◯議長(結城 弘明君) 次に、日程第3、第54号議案古賀ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び第55号議案学校施設管理業務遂行上の過失に対する損害賠償についての2議案は、条例の一部改正及び損害賠償について専決処分の承認を求める件であります。一括して議題といたします。  これより一括して質疑に入りますが、ただいまのところ通告はございません。  質疑はございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 18 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております第54号議案及び第55号議案の2議案は、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思いますが異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 19 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。  直ちに討論、採決に入りますが、討論、採決は1議案ごとに行います。また、採決は押しボタンにより行います。  まず、第54号議案古賀ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について、専決処分につき承認を求める件についての討論に入ります。  本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 20 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 21 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 22 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 23 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。  第54号議案専決処分につき承認を求める件について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 24 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。                       〔賛成者18/18〕  ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。  よって、第54号議案の専決処分につき承認を求める件は、承認することに決定いたしました。  次に、第55号議案学校施設管理業務遂行上の過失に対する損害賠償について、専決処分につき承認を求める件についての討論に入ります。  本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 25 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 26 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 27 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 28 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。  第55号議案専決処分につき承認を求める件について、賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。                       〔賛成者18/18〕 30 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第55号議案の専決処分につき承認を求める件は、承認することに決定いたしました。             ────────────・────・────────────   日程第4.第56号議案 古賀市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制              定について 31 ◯議長(結城 弘明君) 次に、日程第4、56号議案古賀地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  これより大綱質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  内場恭子議員。 32 ◯議員(14番 内場 恭子君) 議案第56号について質問いたします。  まず、古賀市の都市計画、その中の馬渡地区の地区計画、その部分のA地区での建築物の用途の制限の目的は、一体どういうものを目的としているのでしょうか。  また、現在、グリーンパーク周辺は、非常に緑が豊かであり、農地としての優良なところもあります。水田、畑など、また緑地などとして水の保全や農地、緑地としての機能が大変重要視されている部分だと考えております。その部分を開発するということであれば、その機能が失われるのではないかと心配される部分もあります。私は、開発を否定するものではありません。ただ、そこに対する配慮が十分にできているのか、また今後の水の保全や緑地保全、こういう自然環境への配慮を続けてほしいという願いからこういう質問をしております。そこについての配慮はいかがでしょうか。 33 ◯議長(結城 弘明君) 建設産業部長。 34 ◯建設産業部長(松尾 佳久君) 内場議員の第56号議案に対する御質問にお答えします。  馬渡地区A地区につきましては、古賀市都市計画マスタープランにおいて、主要地方道筑紫野古賀線グリーンパーク入口交差点周辺のエリアでは、その立地条件を生かし、地区計画制度により流通施設などを誘導する土地利用を方針としておりますことから、その方針に従い、建築物の用途を設定し制限しております。  また、A地区では、周辺環境との調和を図るため、敷地外周の植栽を義務づけております。必要な緑化面積の確保を求めておりますので、自然環境や緑地保全へ配慮しているものと考えております。 35 ◯議長(結城 弘明君) 内場議員。 36 ◯議員(14番 内場 恭子君) 自然環境の保全、また開発に対するいろいろな配慮というのは非常に認めたいと思います。  あと、ただ、今は建設のときには、こういう制限がしっかりかかっているが、今後利用されていく段階で目的が変わったり、使用の状況が変わったりしていくということで、緑地、また緑化というところの配慮が足りなくなったというようなことがないように、ぜひ事業者の方とも協議しながら十分配慮していただきたいと強く要望いたします。 37 ◯議長(結城 弘明君) 以上で、通告者の大綱質疑が終わりました。  ほかに質疑はありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 38 ◯議長(結城 弘明君) 大綱質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております第56号議案は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。委員長におかれましては、最終日の本会議において審査の結果の報告を願います。             ────────────・────・────────────   日程第5.第57号議案 平成28年度古賀市一般会計補正予算(第2号)について        第58号議案 平成28年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について        第59号議案 平成28年度古賀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について        第60号議案 平成28年度古賀市介護保険特別会計補正予算(第1号)について        第61号議案 平成28年度古賀市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について        第62号議案 平成28年度古賀市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について        第63号議案 平成28年度古賀市水道事業会計補正予算(第1号)について 39 ◯議長(結城 弘明君) 次に、日程第5、第57号議案平成28年度古賀市一般会計補正予算(第2号)についてから第63号議案平成28年度古賀市水道事業会計補正予算(第1号)についてまでの7議案を一括して議題といたします。
     これより一括して大綱質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  奴間健司議員。 40 ◯議員(5番 奴間 健司君) それでは、通告に従いまして大綱質疑を行いたいと思います。  その前に、本日9月1日は防災の日でございます。東北、北海道を中心とする台風10号による被害、また昨日は、熊本地方を中心に強い地震が発生しました。改めて災害への備えをしっかりやっていきたいと思う次第でございます。  まず、第57号議案平成28年度古賀市一般会計補正予算(第2号)についての大綱質疑です。  最初は、病児保育関係です。病児保育の実現に向けた経費1,296万円が補正予算に計上されました。これ大変大きな意義のある補正だと思います。しかも9月補正で、来年4月には開設できるというのは、大変スピード感もあり評価できるかと思います。  そこでお尋ねします。福岡東医療センターの受け入れ、国、県の交付金の確保など短期間でめどをつけることができた要因は何なのか。病児保育利用の対象者は古賀市、新宮町に限定されるのかお尋ねします。また、こうしたことを実現にこぎつけた市長、どのような努力をされたのかお尋ねしたいと思います。  大きな2番目は、バイオマス発電関係です。将来的にメタン発酵施設を建設する際の施設規模及び採算性に関する検討と実証実験に必要な経費1,228万8,000円が補正予算に計上されました。バイオマス発電の可能性を検討することは市長の公約でもあり、施政方針にも明記されました。昨年9月からの1,000万円をかけた民間事業者との共同研究に続き、今回さらに1,228万8,000円をかけようというものであります。  そこでお尋ねします。バイオマス発電の実現に向けて、合わせて2,200万円を超す経費は必要不可欠かつ妥当な金額といえるのかお尋ねします。補助金に頼る余り、必要以上の経費や時間がかかるということは起きてないでしょうか。市長は、適切な市費をつぎ込んで公約、施政方針に掲げた取り組みを実現するという考えはないのでしょうか。  また、事業開始年度についてですが、昨年の検討成果報告書の中に2021年度事業化という記載がございましたが、その2021年度であると理解してよろしいでしょうか。  市長は、2015年3月議会での施政方針質疑に対し、清掃工場の将来計画とバイオマス発電は切っても切れない関係、清掃工場の将来計画とあわせて検討したいと答弁されております。どのように検討していくつもりなのかお尋ねしたいと思います。  次に、第58号議案平成28年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についての大綱質疑に入ります。  国民健康保険税の税率改定に伴う国民健康保険税増額1億5,891万5,000円についてお尋ねいたします。市長は、8月30日の本会議で第58号議案の提案理由の説明を行った際、この国保税の増額については全く触れませんでしたがなぜでしょうか。市長は、この国保税増額補正が9月補正になったことについてどう認識しているでしょうか。市長は、この補正による国保加入者への負担増をどう思っていらっしゃるでしょうか。また、市長は2年以内の赤字解消という選択が大きな負担増を招いたという認識はあるでしょうか。  最後に、今回の国保税率改定に対し、現在までのところ、市民の方から問い合わせ、苦情、抗議などは何件寄せられているか、お尋ねします。市長はこれに対してどのように対応されたでしょうか。また、直接の窓口となる市民国保課の窓口対応は大丈夫だったでしょうか。  以上、お尋ねいたします。 41 ◯議長(結城 弘明君) 保健福祉部長。 42 ◯保健福祉部長(青谷  昇君) 奴間議員の第57号議案に対する御質問にお答えします。  第1点目のアについてお答えします。病児保育の福岡東医療センターの受け入れについては、平成28年5月から福岡東医療センターにおいて院内職員を対象とした病児保育を開設されたことを踏まえて、本市から市民を対象とした病児保育の実施について御相談をさせていただきました。その中で、福岡東医療センターが地域貢献の一環として本事業実施について御理解をいただいたことが協議を円滑に進めることができた大きな要因であると考えております。  交付金については協議を進める中、平成28年6月3日付で、平成28年度子ども・子育て支援整備交付金に係る協議等について、うち、病児保育施設分が内閣府子ども子育て本部から通知され、病児保育施設整備事業に新たに補助対象事業となったことから、早急に福岡東医療センターと交付金を活用することの協議を行った結果、整備計画協議書の提出に至ったものでございます。  病児保育の対象者につきましては、古賀市、新宮町の市民を原則としております。  次の御質問のイについては、市長から答弁をいたします。 43 ◯議長(結城 弘明君) 市長。 44 ◯市長(中村 隆象君) イの質問でございますが、私の苦労話を聞いてあげるというお気持ちは大変ありがたく思いますが、本件に限らず、私の最大の役割は、方針を出して、それを部下に徹底させることだと考えております。今回の場合、病児保育を早急に実現する必要があること、しかも事業的には採算がとれない事業であるので、市として応分の経費負担を覚悟する必要があることをはっきり部下に伝えたことであり、推進の過程で誰がどのような役回りを演じたかということは、この予算の認定に重要な意味を持つとは考えにくいと考えます。よって、その内容については割愛をさせていただきます。 45 ◯議長(結城 弘明君) 市民部長。 46 ◯市民部長(智原 弘文君) 第2点目のアについてお答えいたします。今回の調査費の主な内容としては、技術的な側面における検討事項として、メタン発酵処理施設より発生する消化液に対する最適かつ安価な窒素除去技術の検証や、本市で排出されます廃棄物の投入割合により発生するガスの特性について実験を行うなど、最終的なシミュレーションを実施する予定でございます。  その他、法的側面、事業的側面、採算性の検証等を行う計画にしております。このように事業化への可能性について確実性を高め、総合的に判断したいと考えておりますので、妥当な経費として補正予算に計上しております。  イについてお答えします。国や県の補助の制度等がある事業につきましては、積極的に活用し、効果的に事業を実施したいと考えております。  次に、ウについてお答えいたします。昨年度の事業化可能性調査の成果報告書にあります事業化開始年度につきましては、既存インフラを活用した熱電エネルギーの地産地消モデルを想定した調査研究事業に対する補助金でしたので、既存インフラのモデルとして清掃工場や海津木苑の次期の使用期限に近い2021年度を、あくまでも一つの目安として想定しておりますが、さらなる検証が必要であると考えております。  エについてお答えいたします。バイオマス発電に家庭系ごみを使用した場合、清掃工場の処理量の減少が見込めますことから、バイオマス発電の実現の可能性の検討に当たっては、清掃工場の将来計画との整合性を図りながら検討してまいりたいと考えております。  続けて第58号議案、奴間議員の御質問にお答えいたします。  第1点目についてお答えいたします。国民健康保険税増額補正について触れていないことにつきましては、特段他意はございませんでしたが、歳出の特徴的なものを市長から述べさせていただいた次第でございます。  第2点目についてお答えいたします。国保税の当初賦課を7月に行いましたことから、直近である9月補正となっております。  第3点目、第4点目についてあわせてお答えをさせていただきます。医療費抑制施策はさまざまなことを講じておりますが、短期的な効果はなかなか見込めず、国保の構造的な問題から今後も医療費増加傾向があることは否めません。  また、国民健康保険特別会計においては、ここ近年、単年度収支として約1億円の不足が生じており、繰り上げ充用するなど厳しい財政運営をしておりました。このままでは累積赤字をふやし続けることが予想されることから、早急に国保会計の赤字を解消する必要があるため、2年間を目途として解消することにいたしました。  今回の改正による国保被保険者へ負担増を強いるものとなりましたが、今後も医療費抑制策や健診受診率アップに努力をしてまいりたいと考えております。  第5点目につきましては、市長からお答え申し上げます。 47 ◯議長(結城 弘明君) 市長。 48 ◯市長(中村 隆象君) 第5点目についてお答えします。現在までに問い合わせは延べで約430件、苦情等は延べ約100件でございました。主なものは報告を受けており、誠意ある対応をするように指示をしております。  市長としての対応については、区長会、老人クラブ等を初め、挨拶をするさまざまな機会を通じ、国保税の改定についての御理解を求め、また、特定健診、がん検診を積極的に受診されるよう呼びかけをしております。  市民国保課における窓口や電話による問い合わせの対応については、これまでどおり現行体制で丁寧に対応してまいります。 49 ◯議長(結城 弘明君) 奴間議員。 50 ◯議員(5番 奴間 健司君) ちょっと再質問をさせていただきます。  第1点目の57号議案の関係でございます。定員が3人ということで、詳細は特別委員会の中でしたいと思うのですが、先ほど丁寧に説明がありましたように、院内職員を対象に既に始めているということでございますので、当然3の中にそれも含まれるだろうというのは想像できます。そうすると実質、万が一の場合は、古賀市民、新宮町民が使えるのは2になる可能性、あるいはひょっとしたら院内、従業員といいますか、病院に勤務している方が確保されて利用できないということもあるのかなと想像ができます。  そこでお尋ねしたいのは、やっぱり福岡東医療センターという大変大きな拠点病院に受け入れていただいて、本当にありがたいことでございまして、であるならば、恐らく古賀、新宮だけ以外の住民の方も期待されるんじゃないかと思うんで、大綱質疑的にお尋ねしたいのは、この施設整備というのは、あくまで3以内を想定しているのか、将来的に拡大するということも含めて、余裕を持って、空き病棟、病室を改造して確保する、そこまで織り込んで考えているかどうか、ちょっとその辺は大綱質疑としてお尋ねしておきたいと思います。  市長の苦労話も時には聞いてみたいと思って質問したんで、先ほどの答弁で趣旨はわかりましたが、いきさつを見ると昨年の11月ぐらいから休日診療所ができないかとか、いろいろ模索されていた足取りというのは私も承知しておりますので、今回ここにたどり着いてよかったなという気持ちでございます。  それから、第58号議案の件なんですが、私があえて8月30日の本会議でなぜ触れなかったんですかとお尋ねしたのは、部長は別に他意はないということで、それでいいんだろうと思うんですが、やっぱり議会を通じて市民、とりわけ国保加入者に改めて金額として1億5,000万を超す負担をお願いするわけですから、やっぱりこのことについての何らかのやむを得ない事情、あるいは協力のお願いを述べるチャンスだったと私は理解しておりまして、その機会を、きょう、こういった大綱質疑を通じて述べていただいたらいいかな、そんな気持ちでちょっとお尋ねしておりますが、何かありましたら答弁お願いしたいと思うんです。  それから、ちょっと納得いかない答弁は、9月補正になったことについてどうかという質問に対しては、別に問題ないというような、7月にあれしたのでという答弁でございましたが、これは以前の議会の委員会の中でも、やはり本来は条例改正と合わせてどのぐらいの負担をお願いすることになるのか、セットで出すべきだったというのを反省材料として述べておりましたが、きょうのこの本会議上での答弁は、その反省はもうなくなったんでしょうか。それともやはり一定のそこの反省点は踏まえた上でいらっしゃるのか、そこのところ、再度確認をさせていただきたいと思います。  それから、改めて聞いてみますと、私も気になっていたんで、毎日のように苦情、問い合わせの件数を聞いていたんですが、きょう改めて延べ430件、苦情が100件ということで、非常にやっぱり市民の方の影響が大きいと、市民国保課の職員もこういった中でダメージも受けていると、私は受けとめておりますが、やっぱりこのことが今後国保会計に与える影響についてはですね、どんなふうに受けとめていらっしゃるのか。上げたことの是非とか、そのことを議論しようとしているのではなくて、これだけの初期段階で苦情等があることを考えますと、少なからぬ国保会計の歳入面でもダメージが予測されると思うんですが、その点についてはどうお考えなのかお尋ねしておきたいと思いますがいかがでしょうか。 51 ◯議長(結城 弘明君) 保健福祉部長。 52 ◯保健福祉部長(青谷  昇君) 1点目の病児保育の件につきまして御回答いたします。今回の東医療センターの病児保育施設としての改修につきましては、一応定員3名で運営をするということで協議を進めておりますが、改修の内容につきましては、ある程度定員を、ふえても対応できるようなところでのスペースの確保も含めたところでの改修は行っているところでございます。  今後、実際に運営する中で状況等を見ながら、当然見直しが必要であれば古賀市、新宮町、東医療センターと協議を行っていくことは当然想定がされるものと考えております。 53 ◯議長(結城 弘明君) 市長。 54 ◯市長(中村 隆象君) 国保会計の件につきまして2点申し上げたいと思います。  今回の改定については、被保険者に対する負担が大きい、特に働いている世代、子どもさんを育てながら働いている若い世代への負担が非常に大きいということは、私も重々承知しておりますし、非常に心苦しい、何とかして改善してあげたいという気持ちは持っております。  今後は、基本的には医療費の抑制しかないとは思っておりますが、それも含めあらゆる手段を考えて、特にそういった世代の方への負担を少なくするように努めてまいりたいと思います。  それから、9月補正となったことにつきましても、議会からの決議を踏まえて、市長声明などを市民へ周知しましたことを考えますと、6月補正での対応が望ましいという厳しい御指摘は重く受けとめさせていただきたいと思っております。 55 ◯議長(結城 弘明君) 国保会計の影響、ダメージはどう考えるか。  市民国保課長。 56 ◯市民国保課長(浦野 英浩君) 今後の国保会計の歳入面でのダメージといいますか、ということに対しましては、当然ながら税率を上げるということで滞納者がふえるというふうには、多少想定はしておりますが、その辺については、きめ細やかな納税相談に応じて対応していきたいと考えております。 57 ◯議長(結城 弘明君) 奴間議員。 58 ◯議員(5番 奴間 健司君) 最後にいたしますが、第57号議案関係の病児保育についてはもう結構でございますが、もう一つのバイオマス発電の件なんですが、これは市長公約でもあるし、施政方針でも掲げていることでありますので、2,000万超すやつは、やっぱり私はちょっと高いなという気は個人的には持っておりますが、補助金というのは、加速化交付金でも経験があったように、本当に可能性については、やっぱり決定が出るまでなかなか確たるものは言えないわけですね。したがいまして、やっぱりやるべきときには市費つぎ込んでもやって、期限内に結論を出すという選択があってもいいんじゃないかなという気がするんです。  そこで、回りくどいことをやめて市長にお尋ねしますが、今年度中に方向性を出すということは繰り返しおっしゃっておりましたが、この補助金の決定に伴って事業を、今度は実証実験まで入っていますんで、万が一おくれると、来年3月末までに結果を出すというのが大丈夫なのかなという一抹の心配があります。その点は計算に入れつつも、今年度中にバイオマス発電の方向性を出すということについては、もうこれ以上、先延ばしはないと理解してよろしいかどうか、お尋ねをしておきたいと思います。  それから、国保会計の件についてもあと1点だけなんですが、先ほど6月が望ましかったという御意見を受けとめるというお話でした。私はやっぱり経過を振り返ると、やはり今回の1億5,000万もいわば増額をお願いする経過を考えますと、昨年11月の諮問、3カ月後の答申、5カ月後からの実施という非常に短期間のスケジュール、これはやっぱりよくよく考えると無理があったのではないかな。したがって9月議会なってしまったというのも、このタイトなスケジュールの当然の結果だと私は思うんです。  そこで、これは一つの1億5,000万もの増額をお願いするプロセスとして、昨年11月、諮問から始まった短期間の税率改定見直しということについては、率直に言って、やはり反省点なり教訓がないのか、これは市長に最後にお尋ねをしておきたいと思います。 59 ◯議長(結城 弘明君) 市長。 60 ◯市長(中村 隆象君) バイオマス発電の件につきましては、もとよりやりたいという思いから今調査をしておるわけでございます。  現在のところ、第1次の調査におきましては、そう簡単に実現可能なものではないということがわかっております。そこを何とかやれるようにするための調査ということでございますから、基本的には今のスケジュールでいくと来年の3月までには結論を出せると思っておりますが、万が一ですね、それでもなおかつ検討が足りないと。このままではやれないけれども、もう少し検討すれば何とかなるかもしれないという事態があるかもしれません。しかしながら、今のところは3月までに結論を出す予定であります。  それから、国保税の改定につきましては、非常に短期間の周知期間であったということにつきましては、もっと早く決断をすべきであったという反省もあると思います。 61 ◯議長(結城 弘明君) 以上で通告者の大綱質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 62 ◯議長(結城 弘明君) 大綱質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております第57号議案から第63号議案までの7議案については、委員会条例第6条の規定により補正予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、今会期中の審査といたしたいと思いますが異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 63 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。よって、第57号議案から第63号議案までの7議案は、補正予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、今会期中の審査とすることに決定いたしました。  ただいま設置されました補正予算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長を除く全議員を指名いたします。             ────────────・────・────────────   日程第6.第64号議案 平成27年度古賀市一般会計決算の認定について        第65号議案 平成27年度古賀市住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の認定について        第66号議案 平成27年度古賀市国民健康保険特別会計決算の認定について        第67号議案 平成27年度古賀市後期高齢者医療特別会計決算の認定について        第68号議案 平成27年度古賀市介護保険特別会計決算の認定について        第69号議案 平成27年度古賀市公共下水道事業特別会計決算の認定について        第70号議案 平成27年度古賀市農業集落排水事業特別会計決算の認定について        第71号議案 平成27年度古賀市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について 64 ◯議長(結城 弘明君) 次に、日程第6、第64号議案平成27年度古賀市一般会計決算の認定についてから第71号議案平成27年度古賀市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてまでの8議案を一括して議題といたします。  これより一括して大綱質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  奴間議員。 65 ◯議員(5番 奴間 健司君) それでは、通告に従いまして、第64号議案平成27年度古賀市一般会計決算の認定について大綱質疑を行いたいと思います。  まず1点目ですが、市長は今回の決算について、8月30日の本会議で二十数件の事業、並びに歳入の説明をされました。生涯学習センター建設事業がこの間の最大の特徴だったと私は思っておりますが、2015年度の力点と特徴的な成果、積み残しや新たな課題など総括的な評価について市長から説明願いたいと思います。  2点目に、2015年度は地方創生に関連した総合戦略づくりや交付金申請作業などが大きな比重を占めました。市長は2015年3月議会での施政方針質疑で、東京圏から地方への人材流入、古賀市の人口増、国の政策とも一致し、必要な予算であること、現実的な人口推計、人口目標をつくると答弁されております。市長は、この地方創生関係について総括的に成果、課題をどう評価されているかお尋ねします。  3番目に、市長は同じく2015年3月議会で、地方創生に関連し、非常に担当部課の負担が一挙に大きくなるが、手戻り──手戻りということは、私の理解では作業手順を間違えて作業をやり直すこと──そういったことがないようにしたい。一方で、目の先に大きなニンジンがぶら下がっているので取り込まないといけない、その両面で考えたいと答弁されております。この点の結果はどうなったのか、どう評価しているかお尋ねします。  また、外部の有識者や市民の参画については、詳細に検討したいと当時の総務部長、現副市長が答弁されておりましたが、その結果はどうなったでしょうか。  4番目に、経常収支比率が2014年度92.7%から89.5%へと3.2ポイント下がりました。市長はこの結果をどう評価しているでしょうか。その主な要因である地方消費税交付金、対前年度比4億5,653万2,000円増により、児童、障害者、高齢者等の医療、介護、福祉の各施策は拡充されたといえるでしょうか。お尋ねします。  5番目に、市長が2015年3月議会で公共交通の問題について、議会や住民など要望や関心が強いことから総合戦略に紛れることなく結果を出したいと答弁されておりました。市長は、その結果どう評価されているでしょうか。お尋ねします。  最後に、昨年9月議会での決算大綱質疑において、財政フレームの重要性は認識しているが、現時点で精度の高いものができるか、策定に着手するか発言は控えたいという趣旨の総務部長答弁がございました。重要性の認識は表明されました。市長は、後期基本計画と連動する財政計画の必要性、並びに今度こそ策定に着手してはどうかと思いますが、どう認識されているか答弁を求めます。  次に、第66号議案平成27年度古賀市国民健康保険特別会計決算の認定について大綱質疑をいたします。
     1点目に、市長は、今回実質収支1億469万9,000円の赤字という結果についてどう認識されているでしょうか。国民健康保険医療費のうち予防可能な医療費、血管を傷める疾患、がん、筋骨格が45%と言われていますが、そこの医療費抑制の効果については、この決算期間どう評価されているでしょうか。  2番目に、市長は、特定健診受診率の2015年度の結果、28.6%と聞いておりますが、福岡県内60市町村の中で第49位という結果に終わっておりますが、どう市長は受けとめておられでしょうか。また、その要因についてはどう認識されているかお尋ねをしたいと思います。  3番目に、当初予算段階では、集団健診2,300人、個別健診医療機関800人と見込んでいたと思いますが、結果はどうだったでしょうか。医療機関での受診をいかにふやすかは一つの大きなポイントであると思います。市長は、医療機関で思ったほど見込みどおり受診がふえない要因をどう認識しているかお尋ねします。  最後に、特定健診の自己負担1,000円でありますが、これが受診率のアップを妨げている要因の一つではないかという評価もございます。市長は、この点についてどう認識されているかお尋ねいたします。 66 ◯議長(結城 弘明君) 市長。 67 ◯市長(中村 隆象君) 奴間議員の64号議案に対する御質問にお答えします。1点目については私から、第2点目以降は総務部長より答弁させます。  平成27年度における実態については、施政方針として平成27年第1回定例会にてお示ししたとおりで、主なものとしては、子育て支援や教育施策の充実、健康づくり施策のさらなる推進や企業誘致の推進などが挙げられます。  特徴的な成果につきましては、本議会において成果報告書としてお示ししておりますが、子育て支援としては、IPPOプログラム事業の創設を初め、休日保育事業の本格実施や医療費などの負担軽減、また保育ニーズの多様化に応えるため保育所の入所要件も緩和いたしました。教育施策としては、生涯学習センターの整備や市独自の人的配置による学習支援、計画的な学校施設整備に取り組みました。健康づくり施策としては、ヘルス・ステーションや高齢者の介護予防事業の拡大、企業誘致については、さらに加速させるため二つの条例を制定いたしました。  積み残しや課題とはという御質問に関しては、それぞれの部門ごとに政策、あるいは事業遂行上の課題等はあるものと認識しておりますが、重要なことは少子高齢化の進展と、それに伴う社会保障費の増などの課題に対し、どのように対応していくかということではないかと考えております。 68 ◯議長(結城 弘明君) 総務部長。 69 ◯総務部長(中野 敏明君) 第2点目についてお答えします。古賀市まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定に当たっては、議会におかれましても特別委員会を設置され、そこを中心に多数の御意見、御指摘をいただきました。  タイトなスケジュールではありましたが、しごとの創生、ひとの流れの創生、ひとの支援の創生、まちづくり創生という四つの基本目標を掲げ、今後5年間の戦略を平成27年10月末までに策定することができました。これにより地方創生先行型交付金を活用した事業も実施できました。今後は、戦略に掲げた各種施策を着実に実行していくためにも、推進交付金を有効に活用してまいりたいと考えております。  第3点目についてお答えします。古賀市まち・ひと・しごと創生総合戦略については、タイトなスケジュールではありましたが、計画どおり、戦略策定を行うことができました。また、10月末までに策定できたことで地方創生関連の交付金を活用することもできましたので、そういう点では評価できる内容であったと考えております。加えまして、産・官・学・金・労・言の各外部有識者を交えた総合戦略の検討を行うとともに、パブリックコメントの実施により市民からも御意見をいただくことができたと考えております。  第4点目についてお答えします。経常収支比率が改善したことは、臨時的経費に回す一般財源が多くなったことを示すもので、前年度と比べますと評価できるものと考えております。また、地方消費税交付金は、社会保障費4経費といわれる全世代対応型の社会保障費の増分に応じた充当を行っております。  第5点目についてお答えします。公共交通については、平成27年度に公共交通活性化委員会による提言が取りまとめられたことで、今後の本市が取り組むべき方向性について示されたものと受けとめております。また、グランドパス購入補助や無料キャンペーンなどにも取り組んだ結果、利用者が増加傾向に転じている点からすれば、一定の成果はあったものと考えております。  第6点目についてお答えします。後期基本計画と連動した財政計画は重要と考えており、今後の社会情勢や厳しい財政状況を踏まえながら、中長期的な財政計画の精度を上げてまいります。 70 ◯議長(結城 弘明君) 市民部長。 71 ◯市民部長(智原 弘文君) 奴間議員の第66号議案に対する御質問にお答えいたします。  第1点目についてお答えいたします。平成27年度国民健康保険特別会計については、平成26年度分の繰り上げ充用を行い、また、医療費の増などにより、平成27年度実質収支1億469万9,000円の赤字となったと認識をしておるところでございます。  また、予防可能な医療費については、病気の発症予防と重症化予防を取り組みの力点として掲げ、推進しているところです。短期的に効果はなかなか期待できるものではありませんが、中長期的に効果は期待できるものと考えておるところです。  第2点目以降につきましては、保健福祉部長がお答え申し上げます。 72 ◯議長(結城 弘明君) 保健福祉部長。 73 ◯保健福祉部長(青谷  昇君) 第2点目についてお答えします。受診率については、平成26年度の54位に比べ、平成27年度は49位に少し上がったとはいえ低位にあることは認識しているところでございますが、まずは受診率の向上につながる取り組みを工夫していきたいと考えております。  要因といたしまして、未受診者への受診勧奨の結果や過去に実施した実態調査などから、医療機関で治療中だからという理由や時間がない、面倒だということがあると認識しております。  3点目についてお答えします。平成27年度の結果は、集団健診が2,106人、医療機関健診が593人でございます。  医療機関での受診が伸びない要因としましては、通院治療中の方のうち、特に血圧や糖尿病などで治療中の方について同じような検査項目の特定健診を受ける必要性を感じにくいということもあると考えています。  第4点目についてお答えします。医療機関健診の自己負担額は、平成25年度までは1,500円、平成26年度からは集団健診と同額の1,000円に値下げしております。受診しない理由に費用負担を挙げる方もおられますが、受診率の高い自治体の自己負担額が必ずしも低いわけではなく、今後も受診率向上の方策を考え、取り組んでまいりたいと考えております。 74 ◯議長(結城 弘明君) 奴間議員。 75 ◯議員(5番 奴間 健司君) 大綱質疑でございますので、できたら市長にお尋ねしておきたいと思うんですが、まず一般会計の決算の認定の件ですが、先ほど市長が述べていただいたような概括的なやっぱり説明というのは、よく考えますとこの9月定例会の冒頭において、やっぱり最初に述べていただくといいなという感じがしております。3月の議会では、予算編成、予算を議会が議決するということでございますので、施政方針というものが読み上げられ、それに対する会派代表等の質疑がございます。ただ、一年終わっての決算については、いろんな資料はいっぱいあるのですが、市長から総括的にどうだったというのは、実はないんです。やっぱり私は結果が大事だと思いますので、これは今後の課題でございますが、一年間終わっての総括的な評価というのは、やっぱり市長の口から述べていただくのがわかりやすくていいんじゃないかなということは指摘をしておきたいと思います。  そこで決算の中でちょっと市長にお尋ねしたいんですが、今回の1年間の取り組みを通じまして、いいにつけ悪いにつけ、地方創生絡みで人口ビジョンを策定したかと思います。これについては、市長も現実的な人口推計、人口目標をつくりたいと述べておられましたし、6月議会の私の一般質問に対して、目標人口については、地方創生総合戦略の中で6万人という修正をしておりますという答弁をされております。念のために確認させていただきたいですが、この決算期間を通じて、古賀市の目標人口については6万人と修正したと受けとめておきたいと思うんですが、それで間違いがないかどうか市長の見解を求めたいと思います。  それから、総合戦略に関連して、手戻りがないにようにしたいと、市長、答弁されているんですね。手戻りというのは、私は普段使わない言葉なんで改めて調べたんですが、手順を間違えて元に戻るということらしいんですが、やっぱり私は総合戦略、あるいは交付金の申請作業に追われて、肝心の第4次総合振興計画の基本構想、基本計画について、その中身をまず確認したり、そしてそれを検証する作業、これが実は今年度のごく最近になって終わるということを考えますと、やっぱり手戻りという現象があったのではないかな、私はそう思うんですが、市長どうお考えかお尋ねしておきたいと思います。  それから、財政計画の件ですが、きょうの総務部長の答弁は、注意深く聞きましたら、重要であると認識し、精度を上げていきたいという答弁でございました。ということは、財政計画は既にあって、その精度を上げたいと。昨年は、まだ策定に着手するかどうか発言を控えたいという答弁でしたので、一歩踏み込んだ答弁と受けとめました。既に庁議等でも財政見通し調査等を行ってきた経過があるかと思いますが、古賀市には、財政計画、5年とかの単位の財政計画は既にできているということで受けとめていいかどうか確認をお願いしたいと思います。  国保の件でございますが、市長にちょっとお尋ねしたいのは、この連続の赤字ということで何とかしなきゃいかんということになったと思うんですね、この平成27年度中。市長は、この税率改正をしないといかん、運営協議会に諮問しなきゃいかんと認識し、決断された時期というのは、いったい平成27年度中のいつだったのか、ちょっと市長に思い出していただいて答弁をお願いしたいと思います。  もう一つは、この特定健診の関係なんですが、最近になってやっと35%目標というのが共通認識になりました。改めて今回決算審査したいんですが、当初予算の編成というのは、受診率の目標を掲げ、それを達成するためにどれだけの予算が必要かという観点で予算を組んだのか、それとも実績に基づいて枠内の予算におさまる程度で特定健診委託料を計上しようということで組んだのか。私は少なくとも特定健診の見込みの人数は、恐らく大ざっぱな計算をすると30%そこそこじゃないかなと思います。もともとこの当初予算というのは、目標はその程度、それの執行率は8割程度ですか、とどまっている。  お尋ねしたいのは、今回決算審査する際、特定健診で、そもそも当初予算で組んだのは、目標を掲げ、それに必要な予算を計上した結果だったのか、それとも目標はまだ統一したものはなく、過去の実績に基づいて計上したにとどまったのか、そこのどちらなのかということについては、ぜひお尋ねしておきたいと思いますがいかがでしょうか。 76 ◯議長(結城 弘明君) 市長。 77 ◯市長(中村 隆象君) まず、人口の見方につきましては、今回の地方創生の中では、現実的な人口増ということで6万人ということに修正といいますか、地方創生の中では修正という言葉ではないと思いますが、6万人という目標を掲げております。  それから、手戻りがあったかなかったかというのは、かなり主観的なものもあると思いますが、私はないようにしてきましたし、なかったものと思っております。  それから、いつ決断したかということにつきましては、去年の9月、もしくはそれ以降と考えております。  あとの件につきましては、部課長から答弁させます。 78 ◯議長(結城 弘明君) 総務部長。 79 ◯総務部長(中野 敏明君) 御質問の3点目の財政計画の件でございます。これ、私、昨年のたしか9月議会でも同様の趣旨の質問がございましたので、地方交付税が減額になるなど歳入の見通しがつきにくい中、現時点で精度の高いものをつくるのは非常に難しいという答弁をさせていただいております。  この財政計画という言葉が、今、ひとり歩きといいますか、ありますけども、あくまでもこれは内部資料ということで考えておりまして、そういったものについては、庁内ではつくっていきたいということで考えています。ただ、今回の決算でもありますとおり、歳入について、かなり国からの交付金等は、かなり変わる中で、非常に精度が高いものをつくるのは非常に難しいという状況も鑑み、内部的な資料としてはつくりますけども、これについては、あくまでも内部的な資料ということで捉えておる状況でございます。 80 ◯議長(結城 弘明君) 保健福祉部長。 81 ◯保健福祉部長(青谷  昇君) 最後の御質問の予算編成と健診の目標受診率という関係につきましては、これまでといいますか、予算編成をする時点におきましては、当然これまでの実績も踏まえながら、今後の予算編成する上での目標数値というものは、当然定めながら予算を編成していくということになりますが、合わせまして、別途作成しているさまざまな計画で位置づけている中長期的な目標受診率ということもございますので、その辺との関連を踏まえながら予算編成の中に健診を位置づけていくという作業を行っているところでございますが、今後はできる限り目標達成に向けた予算をどのように反映していくかというところの視点も必要であろうかと考えております。 82 ◯議長(結城 弘明君) もう1点、運営協議会によって認識したのか、それはいつごろかという質問があったと思います。  奴間議員。 83 ◯議員(5番 奴間 健司君) 最後にいたしますが、人口目標については、私のほうが正確な表現を使うのはおかしいんですが、総合戦略中の中では6万人規模という表現だったと思うんですが、修正というのは、おそらく市長の認識は、マスタープランの基本構想に掲げている人口目標が6万5,000でありますので、それに対して6万人に修正したと私は正式にきょう受けとめておきたいと思います。  そして、財政計画ですが、内部的な資料はということで部長答弁があったんですが、私が繰り返し聞いているのは、マスタープランにしても基本計画にしても、それと連動する、誰が見ても明らかなやっぱり財政シミュレーション、財政フレーム、いろんな表現がありますが、これの必要性をずっと言っているんです。内部的資料ですと部長おっしゃったんだけど、やっぱりこれから先、ある程度大まかでも財政フレームをやっぱり明らかにしながらやる必要があるんじゃないか。その結果、決算としてはどうだったのかという評価がしやすいので、そのことを求めてるので、最後にちょっとその点だけお尋ねをしておきたいと思います。  保健福祉部の部長の答弁のあった件につきましては、これは財政方面の答弁があるかと思うんですが、特定健診の委託料も、枠内予算、今は枠編成はちょっと一時中断してますが、保健福祉部の枠内でやりくりしろという世界の話なのか、やっぱり35、40%を目指せば当然委託料がふえますので、それは政策枠として組めという考え方が成立するのか、これは今回の決算を見る限り、縮こまった形で組んで、しかもそれの8割執行率というのは、やっぱり目標を掲げてなかったと思うんです。その点、ちょっとどなたが答弁されるかわかりませんが、枠内でやりくりしようという世界の話なのか、目標に応じて必要な委託費組めということが通じる世界なのか、そこのとこだけ最後ちょっと聞かせておいていただきたいと思います。 84 ◯議長(結城 弘明君) 総務部長。 85 ◯総務部長(中野 敏明君) 財政の中長期的な目安といいますか、見通しをやっぱり当然我々としても捉えておく必要があると思います。特に、いわゆる扶助費、社会保障費が今後かなり伸びていくのは、もうわかっておりまして、そういった全体的な趨勢あたりも当然視野に入れながら、中長期的な財政見通しについては、我々も持っておく必要があるという意識は持っているところでございます。 86 ◯議長(結城 弘明君) 市長。 87 ◯市長(中村 隆象君) 人口問題について、あえて確認させていただきますが、私は、第4次マスタープランの6万5,000人という人口目標、これは政策目標でございますから、これはかなり意味がある目標だと思っております。と申しますのは、私どもはこの古賀市において、6万5,000人の人口というのがベストな状態であるという認識を持っております。そこまではふやしていくべきだと。しかしながら、直近の状況下において、それが難しいということになれば、その時々の計画においては、現実を踏まえた人口目標というのはあるかもしれませんが、古賀市においては、やはり6万5,000人を目指すという大きな政策目標というのは必要ではないかと思っております。 88 ◯議長(結城 弘明君) 財政課長。 89 ◯財政課長(星野 孝一君) 予算編成に関しましては、あくまでも市の会計、全ての予算に関して、歳入に見合った歳出予算を組む必要がございますので、各課から上がってきます目標値の予算で組みますと、かなりのオーバーする予算となってまいります。どうしても実績に応じた当初予算を組まざるを得ませんので、それで進めているところでございます。 90 ◯議長(結城 弘明君) 奴間議員。 91 ◯議員(5番 奴間 健司君) これで終わる予定だったんですが、市長が最後にだめ押しで発言された件なんですが、ということは、6月定例会で私の一般質問に対して、人口目標を6万人に修正したという修正の2文字なんですよね。きょうもちょっと冒頭、そういう発言がありました。  ごく自然に考えれば、第4次総合振興計画で掲げている人口目標6万5,000を6万人に修正したと受け取るのは自然な理解です。ということは、最後の御発言は、それを撤回してですね、修正ではないと。第4次はそのままで、総合戦略の人口ビジョンを6万人としたというのが正確であって、この間、修正ということを安易に使われていたことは撤回するということでよろしいでしょうか。 92 ◯議長(結城 弘明君) 市長。 93 ◯市長(中村 隆象君) 奴間議員の言葉をかりればそういうことになると思います。  改めて申し上げたいのは、6万5,000人という目標というのは、どっかに掲げておかないといかんと私は思います。それがやはり古賀市のあるべき姿という認識、これはこのマスタープランでしか示せないんですね。その辺のところと現実の問題との兼ね合わせと私は考えております。 94 ◯議長(結城 弘明君) 以上で通告者の大綱質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 95 ◯議長(結城 弘明君) 大綱質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております第64号議案から第71号議案までの8議案については、委員会条例第6条の規定により決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、今会期中の審査といたしたいと思いますが異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 96 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。よって、第64号議案から第71号議案までの8議案は、決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、今会期中の審査とすることに決定いたしました。  ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長及び監査委員を除く全議員を指名いたします。  ここで暫時休憩いたします。  休憩中に委員会条例第8条第2項の規定により、補正予算審査特別委員会及び決算審査特別委員会の委員長及び副委員長の互選をお願いいたします。  再開はベルをもってお知らせいたします。                        午前10時40分休憩             ………………………………………………………………………………                        午前11時10分再開                       〔出席議員19名〕 97 ◯議長(結城 弘明君) 休憩前に引き続きまして、会議を再開いたします。  ただいま休憩中に補正予算審査特別委員会及び決算審査特別委員会の委員長及び副委員長の互選をお願いしておりましたので、その結果を報告願います。  事務局長。 98 ◯事務局長(吉村 博文君) 報告いたします。  補正予算審査特別委員会委員長、福崎智之議員。副委員長、村松謙二議員。  決算審査特別委員会委員長、岩井秀一議員。副委員長、平木尚子議員。  以上のとおりでございます。 99 ◯議長(結城 弘明君) 補正予算審査特別委員会委員長及び決算審査特別委員会委員長におかれましては、最終日の本会議において審査の結果の報告を願います。             ────────────・────・────────────   日程第7.第72号議案 古賀市教育委員会委員の任命について        第73号議案 古賀市教育委員会委員の任命について  次に、日程第7、第72号議案及び第73号議案古賀市教育委員会委員の任命についての2議案を一括して議題といたします。  これより一括して質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。  質疑ございませんか。  吉住議員。 100 ◯議員(12番 吉住 長敏君) 72号及び第73号議案についての教育委員の任命につきまして、人事案件でございますけれども、市長及び教育長と若干質疑を交わしたいと思います。  教育委員は、古賀市特別職の給与等に関する条例で規定する非常勤の筆頭職にあります。これは戦後、立候補者の中から住民投票で選んでいました予算条例提案権のある教育委員の名残ともいえるかと思っております。それで私は、昨年でしたでしょうか、元総務大臣の片山総務大臣の講演の中で、議員の研修会の中で、もっと議員は教育委員の選任についてビジョンを聞くとか、そういった機会を設けるべきではないかといったようなことを問題提起などされておりました経過がありまして、この質問に至ったわけでございます。  そこで質問でございます。第72号議案の松本氏は、私は見知らぬ方ではありませんが、第73号議案の大賀氏については全くといって知っておりません。無論、人格高潔で、教育、学術文化に識見を有する方であろうとは思いますけれども、正式に議案として賛否の判断が求められている人物につきまして、ペーパーのみで市民を代表して議員の私が同意するには率直に戸惑いの感がございます。そこで提案者である市長は、あらかじめ大賀氏とお二人の面談された上での提案と理解するものでございますけれども、提案に当たりまして、議員にその御本人の人となり、そういったものを議員のほうに理解を求める何らかのやっぱり策といいますか、理解を求める努力が必要ではないのかなという気がするわけでございますけれども、そういったことに対する市長の所見を求めたいと思います。 101 ◯議長(結城 弘明君) 市長。 102 ◯市長(中村 隆象君) 教育委員さんに限らず非常勤の特別職の任命につきましては、いろんなケースがございますので一概には言えないと思いますが、今回も私自身いろいろ検討はいたしましたけれども、適任者はなかなか見当たらず、結果的には教育長に人選をかなりの部分、お任せいたしたところでございます。私は、経歴の判断で、あるいは教育長から聞く関係者の判断というものを参考にして、適任者であるというふうに判断をいたしました。 103 ◯議長(結城 弘明君) 吉住議員。 104 ◯議員(12番 吉住 長敏君) 私も、どこの自治体もこの提案というのはあるわけでございますので、それなりにちょっと調べてみたわけですけれども、某自治体、兵庫県の加西市などは、こういった教育長なり、例えば副市長とか、そういった人選のそれが、あらかじめ全員協議会の場で御本人の出席を求めて抱負などを述べるといったようなところもあるようでございます。
     次に、教育長にお尋ねします。筆頭非常勤特別職の教育委員は、もっと学校現場などでも市民の中に知られていい要職だと私は思います。それで選任された教育委員がどんな抱負を持たれているかなどは、市民は知る権利もありますし、教育委員会は進んで知らせるべきではなかろうかと思うわけでございます。  私も先ほど申しましたように、こういった参考にする事例がなかろうかと思って調べましたら、兵庫県の加西市、余り人口が大きいところでは参考になりにくいと思ったもんですから4万5,000人、古賀市よりもっと一回りも小さい自治体では、小学校11、中学校が4つあるわけでございますけれども、そこでは教育委員会独自の広報紙を設けまして、新たな教育委員の紹介を、顔写真、本人の抱負などを交え、紹介されています。もちろん、現在の委員の4人全員分もホームページでも入手できるわけでございます。市の教育委員のクローズアップについての取り組みが見えるわけでございます。ちなみに見えにくいかもしれませんけど、加西教育ネットということで、顔写真でこういうふうに私の抱負といったことも掲げて紹介されております。こういった事例も多くはないと思いますけれども、先ほど申しましたことも含めまして教育長の所見を求めたいと思います。 105 ◯議長(結城 弘明君) 教育長。 106 ◯教育長(長谷川清孝君) 先ほどの市長の答弁に対しまして、若干補足をしておきます。今回の73号議案に提案しております大賀氏につきましては、改選に伴いまして、保護者対応の委員を選任することになっております。これは平成19年に地教行法の改定によりまして、必ず入れるようにということが決められております。その関係で現在おられる方が退いた後はということで、事前に関係校区の校長に推薦等を願って選任をし、部長、課長の方の面接を経て、そして、市長と相議の上、決定をしたところでございます。私自身につきましては、私が学校長しておりましたときに市P連等の役員をされておりましたので、そこでお顔と、それからお名前は存じておったとこでございます。  それから、教育委員等の周知につきましては、広報等を使いまして、今議員おっしゃったような形で相談をして、市民の方への周知をしていきたいと思っております。それもまた検討させていただくということで答弁をさせていただきます。 107 ◯議長(結城 弘明君) ほかにございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 108 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております第72号議案及び第73号議案の2議案は、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 109 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。  直ちに採決に入りますが、採決は1議案ごとに行います。また採決は押しボタンにより行います。  まず、第72号議案古賀市教育委員会委員の任命については、松本由美子氏を任命することに対し同意を求める件について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 110 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。                       〔賛成者18/18〕 111 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人。賛成全員であります。よって、第72号議案古賀市教育委員会委員の任命については、松本由美子氏の任命に対し同意することに決定いたしました。  次に、第73号議案古賀市教育委員会委員の任命について、大賀里香氏を任命することに対し同意を求める件について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 112 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。                       〔賛成者18/18〕 113 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成全員であります。よって、第73号議案古賀市教育委員会委員の任命については、大賀里香氏の任命に対し、同意することに決定いたしました。             ────────────・────・────────────   日程第8.第74号議案 子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)接種による副反応被害者の早期救済を求める意              見書の提出について 114 ◯議長(結城 弘明君) 次に、日程第8、第74号議案子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)接種による副反応被害者の早期救済を求める意見書の提出についてを議題といたします。                    〔阿部議員 提出議員席に着席〕 115 ◯議長(結城 弘明君) これより大綱質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。  質疑ございますか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 116 ◯議長(結城 弘明君) 大綱質疑を終結いたします。                     〔阿部議員 自席に着席〕 117 ◯議長(結城 弘明君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております第74号議案は、委員会付託を省略し、最終日の本会議で質疑、討論、採決を行いたいと思いますが異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 118 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております第74号議案は、委員会付託を省略し、最終日の本会議で質疑、討論、採決を行うことに決定いたしました。             ────────────・────・────────────   日程第9.諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について        諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について        諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦について 119 ◯議長(結城 弘明君) 次に、日程第9、諮問第1号から諮問第3号人権擁護委員候補者の推薦についてを一括して議題といたします。  これより一括して質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。  質疑ございませんか。  内場議員。 120 ◯議員(14番 内場 恭子君) 人権擁護委員さんの内容についてお尋ねいたします。  まず、人権擁護委員さん、大変なお仕事をしていただいていると思いますが、この委員さんの中で男女比というのはどういう配分になっているんでしょうか。男性が多ければいい、女性が多ければいいという形ではなく、やはり女性の問題解決、そういう視点から女性の委員さんの必要性を感じておりますので、その割合だけを説明いただけたら結構です。お願いします。 121 ◯議長(結城 弘明君) 市民部長。 122 ◯市民部長(智原 弘文君) 今回、諮問いたしておりますお3方の御承認がいただければ、4対4の比率になると思います。 123 ◯議長(結城 弘明君) ほかに質疑ございますか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 124 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております諮問第1号から諮問第3号は、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 125 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。  直ちに採決に入りますが、採決は1件ごとに行います。  まず、諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦について同意を求める件は、原案のとおり松本正敏氏を適任と答申することに異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 126 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。よって、諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦については、原案のとおり松本正敏氏を適任と答申することに決定いたしました。  次に、諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦について同意を求める件は、原案のとおり中村敬恒氏を適任と答申することに異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 127 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。よって、諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦については、原案のとおり中村敬恒氏を適任と答申することに決定いたしました。  次に、諮問第3号人権擁護委員候補者の推薦について同意を求める件は、原案のとおり青崎祐吉氏を適任と答申することに異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 128 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。よって、諮問第3号人権擁護委員候補者の推薦については、原案のとおり青崎祐吉氏を適任と答申することに決定いたしました。  以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。                        午前11時27分散会             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 古賀市議会...